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若菜 (源氏物語) : ウィキペディア日本語版
若菜 (源氏物語)[わかな]

若菜」(わかな)は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第34帖。本巻は源氏物語中最長の巻であり〔本巻は源氏物語中の他のどの巻と比べても圧倒的に長い巻であり、写本や版本、文字数や単語数など数え方によって異なるが、本巻を上下2巻に分けた場合でもほとんどの場合「若菜上」「若菜下」のいずれかが最長の巻になる。〕、現在では通常本文の存在しない「雲隠」を除いて「若菜上」(わかな じょう)および「若菜下」(わかな げ)とし、それぞれ第34帖、第35帖とされていることが多い。源氏の絶頂期であり、同時に衰運の始まりとなる時期である。
== 巻名 ==
本巻の巻名は、光源氏の40歳の祝いの席に養女の玉鬘が若菜を差し出したことおよび光源氏の歌「小松原末のよはひに引かれてや野辺の若菜も年をつむべき」に因む。「若菜上」と「若菜下」はそれぞれ「はこ鳥」、「諸葛」の異名を持つ。「はこ鳥」は夕霧の歌「みやま木にねぐらさだむるはこ鳥もいかでか花の色にあくべき」により、「諸葛」は柏木の歌「もろかずら落葉をなにに拾ひけむ名はむつましきかざしなれども」による。「諸葛」は若菜上下両巻全体の異名とされることもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「若菜 (源氏物語)」の詳細全文を読む



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